人気のボルダリング大会開催
2010年 06月 17日
6月13日(日)青梅街道沿いのTCN本社近くにある「クライミングフロント・CARAMBA」店(新町7丁目、電話33-4334)で同店主催の「カランバ・ボルダリング・コンピテイション」が開催された。市内外より男女32名が参加。茨城県や山梨県から参加者も。ゲームのやり方は極めて簡単。店内には高さ4m幅20mほどの壁がセットされ落下しても安全なためにマットがひかれている。壁には手でつかむホールドと呼ばれる小さな突出部があり選手はそれをつかんだり足の踏み場にして頂上を目指す。壁はAからEまで5ヶ所のコースに区切られ選手は各コースに5回チャレンジできる。1回目で頂上のマークに手が届けば5点。2回目に成功すれば4点。こうして5コースで総合得点を争う。
人気の秘密は短時間での達成感にあるらしい。が相当の体力を要する。1,2回登ると選手の顔にはうっすらと汗がにじむ。どの選手の身体も引き締まりまるでボクサーのようだ。壁のホールドはセットされているものが全部使えない。使用できるホールドはゲーム開始直前に主催者より発表されるので選手は自分の体力と技術力を勘案してどう登るか工夫する。そこに戦略性と競技性がありボルダリングの魅力となっている。競技開始前、各選手は真剣にホールドを見つめていた。いずれにしても、特殊なシューズ以外特に用具も必要なく手軽に楽しめるボルダリングの人気は高まりそうだ。見た目が実に楽しそう。カランバの現会員数は1200名。入会金は1050円(初回のみ)で利用料金は次の通りです。
平日 土日祝日 1ケ月フリーパス
大人 1575円 1890円 10500円
学生 1050円 1260円 7350円
中学生以下 525円 630円 3150円
*レンタルシューズ 315円
大会結果:オープン(上級者) 優勝 遠藤拓真
2位 根路銘幸昌
3位 柳井敬二
ノービス(中級) 優勝 松村文彦
2位 関根和則(青梅市在住)
3位 中山史裕
女子の部: 優勝 縄重未来
2位 増澤明子
3位 成井由希絵
カランバ店入り口付近で屋外練習中の選手たち
女性の姿も多かった
この女性ご覧のとおりバレリーナのような身のこなしです
競技開始前使用可能なホールドの位置を入念に確認
カランバ店徳永店長による開会宣言
熱気が会場を覆う。まるでロック会場の雰囲気です
徳永店長(右端)より各コースの審判員紹介
女子の部2位入賞の増澤明子さん
難所の4番コースでハング(突出部)にチャレンジする増澤さん
ハングを突破するため全身の力を集中させる
一気に突破へ
突破成功!
呼吸を整え次にそなえる
中段突破をめざし左手を上に伸ばしホールドをキャッチ
そして見事最上段のマークにタッチ、登頂成功!一回目でクリア出来たので5点ゲット!
1番垂直コースを一発突破してガッツポーズ!集中と気合そして達成感を味わえるボルダリング
競技進行に伴い選手は熱くなる
右端の1番コースは垂直コースでホールド間が長く設定されている。腕力と腹筋が必要です
ホールド間が長い1番で選手は苦戦
特に中段から最上段へのところが勝負の分かれ目となる
この男性もそこで落下
競技は午前10時半から数時間行われた。どの選手も快汗を味わっているようだった