カートの星、奥住慈英君世界にチャレンジ!
2014年 03月 06日
RMC参加者の最大の目標は毎年のシーズン末に世界中のMAXユーザーを集めて世界チャンピオンを決する『GRAND FINALS』である。参加できるのは、各国及び地域のシーズンチャンピオンとなった招待選手のみ。今年はモロッコで開催され、奥住選手の夢はこの国内レースで勝ち進み世界大会に出場すること。
奥住選手が参戦する国内ジュニアMAXは小学6年生から高校2年生に参加資格が与えられ、最年少参加となる小学6年生の奥住選手にとって体格的に大きなハンデイキャップとなる。ジュニアMAXの総重量は選手とカートを入れると148キロ近くになる。自分の体重と同じ位の鉛の重りを装着した超重量級カートとなるので、操縦にかなり手こずりそうだ。
最新の奥住選手の成績は、2月16日(日)の鈴鹿選手権第一戦がタイムトライアル10位、予選ヒート10位そして決勝 22位。2月23日 (日)、千葉県の新東京サーキットで行われたNTC・ MAX・ CHALLENG国内開幕第1戦では、タイムトライアルでトップの1位、予選ヒート3位そして決勝3位となり堂々表彰台に立った。奥住選手は10歳なので、最年少でのタイムトライアルでのポールポジション獲得となり関係者の注目を集めた。体力的ハンデイを克服して今後どこまで頑張るか。モロッコへの道は険しい。がチャレンジする価値はある。大いに期待したいところだ。
疾走する33番奥住選手
体力的ハンデイを克服して堂々表彰台に立つ奥住選手(右端)