柔道の佐藤尚貴君学年別都大会3連覇の偉業!!
2015年 02月 15日
決勝の相手は深川錬磨会の丸山選手。決勝は開始早々で技ありを取り最後は寝技で抑え込んでの鮮やかな一本勝だった。
体重が増えない体力的ハンデイを背負いながらの攻めの柔道は光った。大門教室の選手全てが会場近くで応援、勝った瞬間皆んなが拍手そして尚貴君を囲んでみんなで喜びを爆発させた。佐藤君の顔に自信が溢れた。これからが非常に楽しみだ。佐藤君の次の目標は5月の全国大会都予選でここを突破して全国へ行くこと。前年大会都予選では決勝で敗れ全国への切符を逃した。その悔しさをバネに今年こそ攻めの塩澤柔道を徹底し大舞台で羽ばたいて欲しい。
尚、この大会で大門教室の他の選手も大活躍。小学6年年男子重量の部で今井小6年の森田千尋選手が3位入賞。小学3年女子重量の部で梅郷教室所属の5小3年の森田百華選手も3位入賞と大健闘した。
尚、大会参加選手数は5年前に比べ500人減の1124人だった。柔道人口の減少は深刻だ。
武道館を埋め尽くす選手たち
見事3連覇の佐藤尚貴君。優勝カップが重かった
佐藤君(左)と塩澤先生(右)
3位入賞の森田千尋選手
3位入賞の森田百華選手
佐藤君の話
「一年間プレッシャーの年でした。昨年優勝してから全国予選までかなり厳しい練習をしてきたけど、決勝で負けて悔しい思いをしました。今年はこの全国予選に出て優勝したいです。その予選に出場するためには都大会で優勝しなければと思い頑張りました。いろいろな道場の選手と練習をして自信をつけたけど、逆に強くなっている選手もいて勝てるかどうか不安でした。練習の無い日は家でお父さんと練習をしました。試合前の練習には兄も来てくれました。今回優勝できて本当にうれしいです。5月の全国予選も頑張ります。あと全国大会での階級は50キロ以下の部なのでできるだけ体重を増やしたいです」
塩澤先生の話
「尚貴の普段の力を出し切れるなら三連覇は固いと思っていました。なぜなら普段の練習、ここまでの細かな試合、それに出稽古や合同練習などを見ていてまず、同じ階級なら問題ない力を持っていました。今回の決勝の相手は深川錬磨会の丸山選手。練習もしたことありますし、技ありのあと後寝技を決め問題無く一本勝ちとなった。この後、5月に全国予選を控えての課題としては増量ですね。リミット50kgなんです。現在の体重は33kgくらいなんで5月の予選までにプラス5kgを考えています。あと、望むのは平常心。自分のペースに持ち込めない時に多少気持ちが乱れる、焦るという事がしばしばあるので揺るがない強い気持ちを持てるなら体重差があっても全国大会出場が見えて来ると思います」
伊藤博元青梅市柔道連盟会長の話「3連覇おめでとう。全国大会を目ざしてしっかり稽古に励んでほしい
」