中里岳史、徳山浩介大活躍!実践学園開幕戦を勝利で飾る!!
2013年 01月 01日
攻守のバランスのとれた実践学園は後半7分DF鴻田のPKで先制。さらに1分後MF原が左サイドを巧みなドリブルで突破し2点目をゲット。終盤に1点を許すも強靭な守りを見せ逃げ切った。
有利に試合をすすめる実践学園は後半、中盤からのボールを相手ゴール前には走り込んだFW中里が胸でトラップしゴール左に強烈シュートを放つ。僅かに左にそれたが中里君のシュートは往年のストラカー釜本邦茂選手を彷彿とさる力強いものだった。中里選手の初ゴールがいつ生まれるか地元青梅で関心が高まっている。
中盤の徳山選手も随所に好プレーを見せ攻守の起点となった。状況判断が良く鋭い寄せで相手の攻撃をトーンダウンさせ前線にパスを送った。徳山選手は後半29分に交代し中里選手はフル出場。
中里選手は青梅三中、徳山選手は青梅新町中出身でこれら2選手の活躍は青梅市民の間で大きな関心を呼んでいる。実践学園の次の試合は1月2日三沢競技場で佐賀商(佐賀県) と対戦する。都予選の準決勝では強豪国士舘高校を3-2で,また決勝では難的関東第一高等学校を1-0で破っている。そして開幕戦での勝利。好調の波に乗っている実践学園の快進撃に期待が高まる。再び聖地国立競技場(準決勝、決勝)に戻ってくることを東京のサッカーファンは期待している。(ペン:吉永 カメラ:加園)
電光掲示板に実践学園のスターテイングメンバーが映し出される。12番中里選手16番徳山選手
激しいタックルを受けた味方選手の背中に手をやる中里選手(12)
中盤から一気に攻撃参加の中里選手
トップスピードで駆け上がる中里選手。スピード感が素晴らしい
この試合での最高の見せ場が後半やってきた。後半20分、相手ゴールを左にして味方からのボールを胸で受ける。左右から相手デイフェンダーがつめよるプレッシャー中での落ち着いたプレーは見事だった。身体全体の力を抜いた柔軟な身のこなしが素晴らしい
胸で受けたボールは狙いすましたように足元へ
ボールが着地する瞬間左足でシュートが打てるレインジにボールをコントロール。動きに無駄のない完璧なトラップだった
ボールが落ちるやいなや身体を左に傾け電光石火の右足シュート!両眼はしっかりとボールを見つめ左45度に傾けたバランスの良さ。超高校級のプレーだった。ボールは左ポストをかすめインゴールとはならなかったが関係者の目に止まったに違いない。釜本級の一発だった
MF徳山選手のプレーも光り輝いた(左)。相手選手を引きつけフェイントでかわす
一気にドリブル突破と見せかけ
振り切れないとわかると右足のアウトサイドでボールを止める
そして冷静に距離を保ちながら
一気にドリブル突破。一連のリズムカルな動きが実践高校の中盤を支えた
タッチライン沿いで激しくボールを奪いあう徳山選手(左)
タッチライン沿いをドリブル突破で攻撃参加の徳山選手
相手選手の裏にボールを浮かせて突破を試みる徳山選手。なかなのテクニシャンである