カヌー、ラフテイングにもの申す、自治会意見交換会

このところ急成長の御岳渓谷におけるゴムボートによる川下り、即ちラフテイングの人気は凄い。多摩川川下り事業者組合登録会社は15社に及び、そのうちラフテイングツアー専用業者は10社で、夏のシーズン客は今年4万人を超すと予想されている。五輪選手を生んだカヌーの人気も高い。多くの一線級選手が御岳で練習をしている。中には御岳に移住してくる選手もいる。一昨年には国体のカヌー大会が開かれるなど年間を通して多くの大会が開かれている。それに知る人ぞ知るボルダリング(素手による岩のぼり)のメッカとしても超有名。要するに御岳渓谷はリバースポーツの盛んなスポットして脚光を浴びている。これを観光事業として評価する人も多い。がそれに伴い地元住民や、特に漁協、釣り人との間に摩擦が生じている。よくある時代の変化に伴う伝統勢力と新興勢力との対立現象とみることもできる。その根は深く広い。NHKの「クローズアップ現代」で取り上げられる日が来るかもしれない。
そこでラフテイング業者らと地元住民、特に漁協関係者との意見交換会が6月23日(日)夜、沢井市民センターで開かれた。主催が青梅市自治会連合会第五支会(会長:小峰敏明)と同第四支会(会長:伊藤武夫)で総勢73名の参加者があり会場は熱気に包まれ、関心の高さがうかがえた。
冒頭、主催者が制作した御岳渓谷の現場写真がスクリーンに映し出され問題点が提議され、続いて多摩川川くだり事業者組合の事務局長柴田大吾氏と青梅市カヌ―協会会長の藤野強氏がそれぞれ現状を説明し質疑応答に移った。漁協関係者や釣り人から厳しい怒りの声が巻き起こる。ゴミ、騒音、危険なゴムボートの輸送に伴う通学路における小学生の安全確保、釣り人とのトラブル、駐車場での事故等など問題点が指摘された。「柴田さん!一回家に泊まってラフテインング客の騒ぎの状況を観てくれよ!」との住民の切実な声に会場は一瞬凍りついた感じだ。
カヌー大会用のゲートをセットするための岩に打ち込まれた鉄杭がそのままで危険である。大会終了後直ちに撤去されるのか大会許可条件ではないのかと住民の鋭い指摘もあった。又、大会がないのに美しい渓谷に張られたままのカヌーゲート用のロープは見苦しい。景観を損ねているなどその他もう我慢の限界を超えているとの糾弾の意見が続出し柴田事務局長と藤野会長は平身低頭して理解と協力を求めた。
尚、この夜の意見交換会の状況は、6月25日(木)夜梅郷市民会館で開かれる「市長と市民との懇談会」(主催:青梅市)に反映されるだろうと自治会連合会第四、五支会では話している。
付け加えるなら、会場には藤野ひろえ、鴨居やすたか、島崎実市議の姿があった。「こういう問題こそ地元選出の市議が率先して取り上げるべきはないのか」との声があった。



意見交換会開始10分前の参加状況です。3人と少なくこれでは15人程度かなと思っていたが・・・
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主催の青梅市自治会連合会第五支会会長:小峰敏明氏(右)と同第四支会会長:伊藤武夫氏(左)
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意見交換会説明資料と映し出される
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小峰会長が現場で撮った写真に基づき現状説明。「百聞は一見に如かず」で問題点が良くわかった
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柴田事務局長のラフテイング事業の現状と取組状況に関する冒頭説明
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意見交換会開始時刻の午後7時には会場は人であふれた。熱心にメモを取る人
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青梅市カヌー協会会長藤野強さんの冒頭説明
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会場から厳しい苦情と質問が続出。どの顔も真剣だった
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「カヌーやラフテイングは釣り人の前を我が物顔で通り過ぎていく・・・」,「柴田さん一回我が家に泊まって様子をじかに見てくれ!」との悲痛な苦情もあった
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「一本何十万円の竿を折られた人もいる・・・」、「漁協は法律で権利と義務が課せられている。カヌーやラフテイングは交通事故他に対して責任を負えますか?」漁協関係者からの厳しい指摘
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丁寧に応答する柴田事務局長,「5月にリバークリーン&交流会、マナー責任者認定会、6月にレスキュートレイニング会を開き対応している。規則に違反する車を見たらナンバーを教えてほしい・・・」
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多摩川川下り事業者組合会長後藤めぐみさん
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カヌー、ラフテイング関係者
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真剣にスクリーンを見つめる
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スクリーンには次々に問題の個所が映し出される
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懇切丁寧な説明をする小峰青梅市自治会連合会第五支会長
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参加者のどの顔も真剣で笑いなどは一切なかった。生活がかかる関係者の率直な主張のぶつかり合いはむしろ好感が持てた。さらに議論して共存共栄の道を見出してほしい。青梅市民が望んでいる多摩川は昔のように天然のアユが群遊する川。アユがいる川とは今のような低温でヘドロが着底している川ではない。シーズンになれば釣り人が押し掛け岸辺の浅瀬にはメダカがいて子供たちが楽しく自由に泳げる水のきれいな川のことである
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真剣な参加者の顔、顔、顔
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前列右より柴田事務局長、後藤会長
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手前が主催者
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アユ漁解禁後の6月23日(火)午後3時ごろの柚木の川原での釣り風景。ウイークデーとはいえ釣り人は上流に一人と下流に一人それにルアーを楽しむ人が一人だけだった。昔のように多摩川にアユはいるのか。かってのような賑わいがない。釣り客が少ないのは多摩川が多くの釣り人に見放されいるからではないのか?カヌーやラフテイングを責めるだでいいのだろうか?
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柚木の川原の上流に釣り人一人(左端の人)。6月23日(火)の午後3時ごろ
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同日に柚木の川原でルアーを楽しむ釣り人。それにしてもアユの解禁日直後にしては超さびしい感じだ
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柚木の川原に待機するラフテイング客の収容車3台
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同じくカヌー客数人がキャンプを張っていた。都内から来たもので数日過ごすと話していた。これらのカヌーは青梅市カヌー協会とは関係ない。最近のアウトドア人気を反映してこうした人の数は増加している
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by omesports | 2015-06-25 09:27 | 217

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