市民大学「英国人による落語会」が大うけ!
2008年 06月 12日
6月5日(木)午後6時から青梅市中央図書館多目的室で、英国生まれの落語家「ダイアン吉日」さんによる落語会が開かれた。「英国人が伝える日本の魅力 ここがオモロイ日本人!」と題しておよそ1時間半見事な日本語で、ときに英語を交えながら、ユーモアあふれる異文化論爆笑トークショーだった。80名の参加者は大喜び。入場無料。
本名ダイアン・オレットさんは英国のリバプールで生まれた。滞日18年で日本語ペラペラの変な関西人とお見受けした。日本文化に興味を持ち茶道、生け花の免許を持ち着物の着付けも習得している。細身の身体に和服が見事にフィット。有名な英語落語の先駆者である故桂枝雀師匠に師事し10年前より女性落語家として幅広く活躍している。
今回のイベントは今年度の市民大学の第一回目として行われた。主催が青梅市教育委員会社会教育部社会教育課とお堅いセクション(役所はどこも堅実です・・・・)でしたが内容はぐっとくだけて肩の凝らないもので好評でした。
最後に参加者からの質問を受け付けたのも良かった。本紙のトンチンカンなものを含め「日本で小学生から英語を教えることの是非」他質問續出で最後まで盛り上がった。英国にいたとき夏に投函した手紙をクリスマスに受け取ったご自身の経験から日本の郵便局の仕事ぶりを激賞。郵政民営化で十字砲火を浴びた日本の郵政関係者が聴いたらうれし涙で震えたに違いない。ついでに言えば世界無比の正確なダイア運行で有名な日本の国鉄いやJRの正確さについて触れるかと思ったがこれにはノータッチ。終演後あれやこれや生意気にも注文しようかと思っていたが師匠は超多忙とみえて急ぎ車の人となったようでした。
長身の藤野唯基(ただのり)社会教育課長は「これからもこういう企画を計画していきます」と意欲を見せていた。開演にあたり山下正義社会教育部長の挨拶があった。駅前に立派な図書館が完成しミニ・イベントホールがある。大いに有効利用して欲しい。市民のためにこの手のイベントは大歓迎である。
山下部長の短い挨拶
正座して手振り身振りも堂に入ったもの
「エエドーヤ・・オモロイヤロ」DNAは英国人というより関西系
「ニホンノエエコトナクシタラアカンデー」日本人としてちょっぴりこそばい感じも・・・