竹下百合子、矢澤一輝、羽根田卓也優勝

御岳渓谷が歓声に包まれ終日カヌー一色に染まった。10月11日(土)から12日(日)にかけ御岳渓谷特設カヌースラロームコース(距離100m旗門19)で「2008年度カヌースラローム・ジャパンカップ最終戦」と「平成20年度全日本選手権大会」が開催された。今年で40回目を迎える日本選手権の第一回大会は御岳で開催された。久しぶりの「カヌーの聖地御岳渓谷」での大会だった。主催が社団法人日本カヌー連盟(会長代行:藤田二郎)で主管が東京都及び青梅市カヌー協会。(株)極洋、大塚製薬、モンベル他が協賛。
会場は有名な「玉堂記念館」前で好天に恵まれ多くの観客が身近にカヌーの醍醐味を味わった。地元青梅出身竹下百合子選手(早大2年)の北京五輪4位入賞でカヌー人気に拍車がかかりカザフスタン代表女子2選手を含む150選手が参加し熱戦を展開した。その竹下さんは慣れ親しんだホームゲレンドで地元ファンの熱狂的声援を受け日本選手権女子K-1(カヤック・シングル)で堂々の優勝を飾り期待に応えた。同男子K-1では北京五輪出場組の矢澤一輝選手(駿河台大学2年、青梅市在住)が優勝。また同C-1(カナデイアン・シングル)で羽根田卓也選手(愛知県)が優勝した。
一方11日に行われたジャパンカップ最終戦で地元青梅期待の森田達也選手(西中3年)が男子K-1で14位と健闘した。大会終了後、青梅の竹下百合子、矢澤一輝、森田達也(ジュニア)3選手のナショナルチーム入りが発表された。
竹下人気の追い風に乗ってテレビ朝日、フジテレビ、愛知テレビ、TCN,写真ライフなど報道11社が取材した。開会式及び閉会式には、新たに協賛企業として名乗りを上げた(株)極洋の内ケ崎企画部広報課長、藤田二郎社団法人日本カヌー連盟会長代行、同専務理事成田昌憲、同常務理事本田彰、伊能信円東京都カヌー協会会長、藤野強青梅市カヌー協会会長、竹内俊夫青梅市長、田村信一青梅市体協会長、池田俊明東京都生活文化スポーツ局参事、井上信治地元選出代議士、花野耕一都立青梅総合高校校長、松木啓展同副校長、浜中及び小山市議他多数の来賓が列席した。花野校長先生は来年春同校に、「藤野強さんの協力を得てカヌー部を創設する」と張り切っていた。
地元選手の活躍等で大会は大成功となり青梅カヌー界は一段と盛りあっている。多摩国体に向かって大きな弾みとなりそうだ。

藤田会長代行の話「立派な大会となった。藤野会長以下大会を主管した青梅協会並びに協賛企業に感謝したい。この大会は本年度の日本チャンピオンを決めるもので4年後のロンドン五輪に向けての第一歩となる重要な大会。日本カヌー界としてここ御岳での大会を足場に更に飛躍を目指したい」
伊能都会長の話「ここ御岳渓谷はスラローム競技のメッカと言われ本日参加のどの選手も一度は漕いだ川と思われます。竹下百合子さんや矢澤一輝君が育った川です。今後につながる大変印象に残る大会だった」
竹内市長の話「環境省の名水百選に選ばれた観光地御岳渓谷にようこそ!平成25年の東京国体(多摩国体)のスラロームとワイルドウオーター競技が御岳渓谷で開かれます。青梅市としてはこの美しい御岳渓谷をカヌーのメッカとして整備していきたいと思います」
初協賛の極洋の内ケ崎課長の話「当社はこれまで群馬県水上町のNHK杯大会や山中湖でのカヌースクール開催を通して日本カヌー界発展のお手伝いをさせていただいた。企業として環境保全の重要性とカヌーをエコスポーツと認識し「山中湖クリーン作戦」と銘打った清掃活動も毎年行っています。これからも日本カヌー界のために微力ながらお手伝いさせていただきたい。ロンドンでのメダルを期待しております」
藤野会長の話「多くの人のご協力を得て大会を成功裏に終了できました。ありがとうございました。この貴重な経験を次に生かし御岳を日本一のカヌーのメッカとするよう努力したい。竹下もロンドンでメダルをの気持ちを持ったと思う」


2008年日本選手権大会(10月12日)
女子K-1(カヤック・シングル)2レース合計成績(以下同じ)
優勝 竹下百合子(早稲田大学カヌークラブ)  209.80
2位 山田亜沙子妃(国際アウトドア専門学院) 223.97
3位 中山景子(鹿児島県カヌー協会)     224.71

男子K-1
優勝  矢澤一輝(駿河台大学カヌークラブ)  182.29
2位  佐々木翼(ELK JAPAN)    184.24
3位  足立和也(八王子高等学校)      185.21
4位  安藤太郎(青梅市カヌー協会)     189.47
5位  佐々木優(レーシングチームELK)  191.26
6位  市場大樹(シーパーツカヌークラブ)  194.03

男子C-1(カナデイアン・シングル)
優勝  羽根田卓也(羽根田設計事務所)    190.51
2位  谷口和也(早稲田大学カヌークラブ)  217.98
3位  佐々木将太(ELK JAPAN)   251.84

2008年ジャパンカップ最終戦(10月11日)
男子C-1(カナデイアン・シングル)2レース合計成績(以下同じ)
優勝 羽根田卓也(羽根田設計事務所)  207.56
2位 谷口和也(早稲田大学カヌークラブ)234.72
3位 武田佳久(株式会社クリタス)   244.90

女子K-1
優勝 村山夏美(シーパーツカヌクラブ周)227.74
2位 中山景子(鹿児島県カヌー協会)  238.93
3位 竹下百合子(早稲田大学カヌークラブ)242.48

男子C-2
優勝 谷口和也・中浦耕一        285.00
2位 佐々木翼・佐々木将太       472.34
男子K-1
優勝 山中修司(新潟県カヌー協会)   191.29
2位 安藤太郎(青梅市カヌー協会)   195.28
3位 佐々木翼(ELK JAPAN)  196.54
14位森田達也(青梅市カヌー協会)   233.24
19位池田翔一(同上)         247.48
24位三澤虎遊汰(同上)        252.83
28位浅見明太(同上)         269.69
35位小山智洋(同上)         303.15
40位藤野浩太(同上)         340.52
41位飯田裕介(同上)         341.65
45位清水 健(同上)         386.14
51位上原敬矩(同上)         456.62
55位中島良之(同上)         482.74

特別参加のカザフスタン代表カテリーナ選手(右)と同ジュニア代表スベータ選手〔左)中は竹下選手
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開会式で挨拶する藤野強会長(右端)。見事なマネジメント能力を発揮し大会を成功に導いた
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竹内市長の歓迎の挨拶「御岳渓谷をカヌーのメッカとして整備していく」
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地元期待の青梅ジュニアは揃いのジャージ姿で参加
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開会式に列席の右より浜中市議、内ケ崎広報課長、小山市議、伊能都協会会長、竹内市長、松木青梅総合高校副校長、池田東京都生活文化スポーツ局参事
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出漕15分前イメージトレーニング中のカテリーナ選手
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出漕10分前のカテリーナ選手。残念ながら予選落ち
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同じくスベータ選手。予選落ちだった
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スタート地点の御岳橋下の遊歩道の観客
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会場全体を盛り上げた八木達也さんの実況放送。ワイルドウオーターの大分国体チャンピオン
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レース開始10分前のゴール地点上の御岳小橋
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レースが始まると小橋はごらんのとおり観客でごった返した
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期待の森田選手他にアドバイスする藤野会長(右)
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最大の難所はリバースゲート(下流から上流に抜ける)
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ゴール直前力漕の竹下選手」
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ゴール直後笑顔がこぼれる竹下選手
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竹下選手の一挙手一投足をテレビクルーが追った
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リバースゲートはスラローム競技の最高の見せ場
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リバースゲートをノーミスで突破し本流に入る(ストリームイン)
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ゴールに直進の矢澤一輝選手
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安藤太郎選手
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レース後こんなシーンが見られた。68番安藤太郎、68番矢澤一輝選手
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竹下さんは大会の人気者、引っ張りだこだった
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C-1優勝の羽根田選手。愛知県のヒーローで地元テレビ局が取材に来ていた
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かって青梅協会に所属していた朝野公平さん〔右)は横浜から駆けつけ竹下さんと再会を喜び合った。
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K-1カヤックシングル3位の足立和也選手〔八王子高等学校3年、相模原生まれ175cm58キロ))は「来春駿河台大学に入りカヌーに打込みたい。御岳に移住し藤野強さんのコーチを受けたい。五輪出場が夢」と力強く語っていた。矢澤選手の良きライバル。
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閉会式は沢井市民センターで行われた。挨拶する井上信治代議士
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ジュニア日本代表入りの森田達也選手(中)
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日本選手権C-1優勝の羽根田選手〔中)
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日本選手権女子K-1優勝の竹下選手〔中)
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日本選手権男子K-1優勝の矢澤一輝選手〔中)
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閉会式後フジテレビの特別インアタビューを受ける竹下さん。どうやら「渓流のモナリザ」の人気は全国化しているようだ。
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左より森田、竹下選手、花野青梅総合高校校長先生。校長先生はスポーツの重要性を良く認識され森田君に「これからも頑張りなさい1」と激励した。
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by omesports | 2008-10-18 16:28 | カヌー

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